【アドラー心理学】勇気づけを学んで変わったこと
こんにちは、Takaです。
私がアドラー心理学に出会ったのは2011年でした。それからずっと学び続けていますが、学んだことで私にどんな変化があったのかをお伝えします。
自分を苦しめていた「~べき」が大幅に減った
息子は小さい頃から自由奔放な子で、集団の中で周りの人たちに合わせて行動することが少し難しいことがありました。例えば、入園式の日にみんなが椅子に座って先生のお話を聞いているときに突然走り出して園庭に遊びに行ってしまったり、クラスの子たちが円になってお遊戯をしているときに円の真ん中に寝そべっていたり…。
長男の困った行動を目の当たりにする度に、周りの子や先生に申し訳ない気持ちや、きちんとしつけができない自分を責める気持ちで落ち込んでいました。
当時の私は「~するべき」「~しないといけない」という思いにだいぶ囚われていたと思います。アドラー心理学を学んでからは「~するべき」と私の頭の中を埋め尽くしていたマイルールが、80%は削除できました。
苦しまないでよかったことに随分悩んでいたものです。
(☆自分を苦しめる「~するべき」から開放されるには?)
自分の中に軸ができて子育ての悩みが減った
はじめての子育てには悩みも多く、うまくいかない子育てに「どうすればいいの?」と途方に暮れる日々でした。
・お友だちとのケンカ
・おもちゃが欲しいと店でダダをこねて暴れる
・どこに出かけても目を離せば迷子になる
・引き出しの中のものを全部出してリビング中に撒き散らかす
こういった息子の行動に気持ちも体もヘトヘトでした。
そんな私でしたが、アドラー心理学の勇気づけを学ぶうちに、子どもの困った行動を解決するためのシンプルな答えがみえるようになってきました。自分が母親として何をすればよいのか、その困った行動をどうやって受け止めればよいのかがわかるようになったのです。
(☆子どもの困った行動はどうすればいい?関わり方のポイント)
ものごとを前向きに考える力がUPした
長い人生の中では、予想もしないトラブルが突然やってくることもあります。普通のことが普通でなくなり、当たり前だと思っていたことが叶わなくなると目の前が真っ暗になって途方にくれてしまうかもしれません。
「どうしてこうなったのか?」「なにがいけなかったのか?」と原因や過ちを後悔しても、過去は変えられないのです。アドラー心理学では原因に注目するのではなく、目的に注目して物ごとを考えます。
(☆アドラー心理学の【目的論】を知れば感情はコントロールできる)
アドラー心理学を学んだおかげで過去ではなく未来に視点を変えられるようになりました。今から先の未来は自分の考え方しだいで変わります。
人間関係で悩むことが減った
アドラーは人生における悩みは全て、対人関係の課題だと言っています。確かにそうかもしれません。個人的な悩みのように考えられる「ダイエット」でも、周りの人に自分をよく見せたいとか、太りすぎて病気になると家族や会社に迷惑をかけるかもといったような気持ちからダイエットをする人もいるのではないでしょうか。
アドラーが言うように全ての悩みが対人関係の課題なら、周りの人と上手につきあう方法をマスターすれば人生楽しく暮らせそうですよね。
(☆人間関係で悩まない○つのコツ)
「勇気づけ」は人生を楽しむためのコンパス
私にとって「勇気づけ」は、人生を楽しむために必要不可欠な物ごとの考え方となっています。大きな壁が立ちはだかったときも、ひどく落ち込むことようなできごとがあったときも「勇気づけ」を思い出し、気持ちを前向きに切り替えることができました。
アドラー心理学の「勇気づけ」は私にとって人生を楽しむためのコンパスなのです。